ブログ
2014.12.01
近い未来に向けて
2008.07.04
創業以来15年
創業以来15年、お得意様のご要望に誠心誠意、(もてる英智を
120%発揮し)取り組んできましたが、 15年を経過した割には、当初
計画したビジョンの半分程度しか達成できていないように思います。
「なぜだろう・・・?」「どうしてだろう・・・?」「何がそう
させたのだろう・・・?」答えは多くあるでしょうが、現時点での
私の結論は、大きい要素として二点抽出してみました。
①コアー技術を未だに確立できていない!
創造することを前面に、お客様のご要望を広範囲に受け止め、幅広く
トライしてきました。その結果、得意分野を絞りきれず、”コアー”技
術の確立が未だに見つけられていません。したがって、
常に新しい物件に取り組み、リスクへのチャレンジの連続でした。
技術集団としては創造分野が多いことは楽しい次元ですが、企業経営
としては読みが難しいことばかりで、思い切った行動をとることが出来
ず、慎重の上にも慎重が要求されてしまいます。レパートリーの広さは
、お客様の獲得展開は有利ですが、深さが少ない分だけ、「主語」のな
い商品展開をせねばなりません。
いまからでも遅くはない”コアー”となる要素の確立に向けた行動を
精力的に進めて行こうと思います。 『PRの出来る商品開発』が今後の最大の課題です…
②自動機を造る自動機を開発できなかった!
とんでもない発想ですが、種々雑多なアイテムを追求したばっかりに、紺屋の白袴の如く、お客様向けの
自動機は数多く製作しましたが、自分たちの為の自動機は何一つありません。納品した商品は、今も
全自動(無人)で元気に活躍しています。しかし、我社に在る時は、想像を絶する位い人手を
掛けて、設計・組立・調整・デバックに 技術者が日夜、時間を問わず汗を流します。
これが自動化できていれば、もっと飛躍的に成長したであろうと思います。 しかたがないのかなーー。
しかし頑張って考えよう… それを考えることが出来るのは我々だけかも知れないし…
『多くのアイテムを同時に・短期間に』処理できるシステム構築が永遠のテーマ(夢)です…
2008.07.04
社名のルーツ
『秀峰自動機株式会社』の秀峰は ”しゅうほう”と読みます。
『秀峰』のいわれは、「業務内容」は世の中に1台もない装置を創意工夫して生み出す開発製造メーカーです。
その装置の基本構想を練ることから始まり、機械設計、電気制御ハード設計、電気制御ソフト設計、部品調
達、機械組立、電気配線、調整、ソフトデバック、等々総合的にあらゆる知識が必要な集団です。一現象を
処理する製造会社ではなく、異質な多分野の専門家(技術者)が必要になってくる複合企業体です。家を一軒
建てるに等しい工程が存在します。この工程を上手くいってあたりまえの民間企業ですから、スキルの高い
技術者の集団でなければ、スムーズに流れません。
たまたま社長の名前が”栗山”です。その山を中心に、『秀』でた山が連なって『峰』を構成することが、世の中
に評価をされる『企業体』になるように命名いたしました。また秀峰自動機の「自動機」と言う語句は、一般の
方々には馴染が薄いでしょう。「自動」といえば、一般的には「自動車」でしょうし、次は「自動販売機」でしょう。
しかし、我々の生み出す装置は一般の方々の目にはあまり止まらない製造工場の中で、人手に代わって、
高速で且つ正確に、日夜物作りを行っている自動化装置なのです。簡単にいえば、「オートメーション」の装置を
お客様独自の設備として、考えて、生み出しています・・・。そういった設備のことを「自動機」と言います。
「優秀な技術集団で生み出す自動機メーカー」として世界に君臨できるように『秀峰自動機株式会社』と命名
いたしました。