自動機って何するもの?
前途の様に、しまった場所を忘れている様な時には、
また違う引き出しに、新たに覚えた経験を
しまい込んでしまって、
後日その経験の記憶を取出そうとした時、
間違って前の引き出しを開けてしまい、以前の失敗を
またやらかすことになったりします。
人間は、比較的若い時には、記憶の引き出しに
紐付けされたタグがしっかりしているので
引き出しの中身も間違いないことが多いのですが、
年齢を重ねていくと、紐付けされたタグも弱く薄くなり
タグが付いている~「確か前にこんなことあったぞ」~
でも、そのタグの内容が薄いから判らない。
しかも年齢と共に経験値は上がるから、
タグが付いている引き出しはいっぱいある。
どれだーどれなんだーと頭の中はぐるぐる~。
今、本当にやらなければならない事を
そっちのけで、脳は別の回転を始めてしまいます。
なので、人間は年を取れば取るほど
集中力の上がっている時間は減っていきます。
なぜそうなるか?、人間は年をとればとるほど
記憶という経験値で、事を解決しようとする様です。
新しく覚えて活用するというより、まず自分の
記憶を活用しようとします。
そのときに、前途の様なタグ付き引き出しが
いっぱいあると、どの引き出しから出したら良いか
判らなくなります。そして結局どうなるか?
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集中力維持に対する、昔の生産現場の対応